Sculpt Ergonomic Keyboard for Business 5KV-00006
マッサージ屋「え?これ大丈夫ですか?」
マッサージ屋さんが僕に投げかけた言葉です、傷つく。
僕は無自覚な重度肩こりみたいですね、激痛をともなう施術によって揉み解されました。
最近は頭痛が発生しまして、これが肩こり起因なのではと思い、何とかしようと模索しました。
原因は何なのかと考えるとやはりパソコンでしょう
会社と自宅での使用時間を合計すると1日10時間以上は触っています。
その中でもキーボードでの入力が一番首回りにダメージがあると考えます。
これは前々から思っていて、文字を入力していると自然と肩が上がっているのを自覚してました。
そこで今回は、タイピング姿勢を正すため、人間工学から生まれたMicrosoftのエルゴノミクスキーボード、SculptErgonomicKeyboardforBusiness5KV-00006を使ってみましたのでレビューしていきます。
こちらは動画も作成しておりますので、お時間がある方は是非ともこちらをどうぞ、登録もお願いします。
5KV-00006の形状確認とセットアップ
変な形ですねぇ
さて、箱から出してみました。
真ん中に切れ目が入っています。

こちらが前面から見た形状です。中心部が盛り上がっています。

ではさっそく使える状態にしていきます。
まずは電池を入れようとしましたが、最初から日本入っており、この薄いシートを引き抜けばOKでした。
単4二本です。

続いてPCに接続していきます。
このキーボードはBluetoothには対応しておりません。
電池ソケットの上に嵌っているUSBタイプの2.4GhzWi-FiアダプタをPCに突き刺せば使用することができます。

高さを変更するための台も付属していました。
これを付けると、キーボードがやや前に傾くような形状となり、非常に手首が楽です。

一般的な人間の形をしていれば、つけたほうがいいと思います。
5KV-00006を使いこなすにはかなり練習が必要か
タイピングソフトの寿司打をやってみる
寿司打という無料アプリを使ってタイピング速度を図ることにしました。
流れてくる寿司に書いてある文字を打ち込んで、最終的に何皿分消化できたかを競うゲームです。
僕もオタクの端くれなので、それなりにタイピングには自信があります。
3000円コースにレッツチャレンジ!!

結果はいまいち、原因は慣れ
結果としてはタイピング速度が低下しました。
いつも使っている自分のキーボードなら5800円だったのですが、このエルゴノミクスキーボードでは4480円でした。

原因はどう考えてもこの形状です。
上から見るとボタンのサイズもバラバラ、さらに全体的に湾曲しており、通所のキーボードの感覚で打っているとミスをします。

特にB,M,Zらへんは入力しずらいです。
エルゴノミクスキーボードのメリット
姿勢の改善力が素晴らしい
楽です、とにかく体が楽なんです。
普通のキーボードって手を置いたとき、手首から外側に湾曲すると思います。写真はちょっと大げさにやってますが。

それに対してエルゴノミクスキーボードは、キーボード自体の湾曲により、手首が真っすぐに保持されます。

この差は本当に大きいです。
手を置いたら、そのまま入力できるというか、手首を始点にして、すべてのボタンに最小限の移動で届くようになっています。
本来の目的である「体を楽に」という目的は十分に果たせます。
エルゴノミクスキーボードのデメリット
かなりの慣れが必要
とにかく慣れが必要です。
普通のキーボードのボタンの配置がかなり違うので、大量の誤入力が発生します。
ずっとこのキーボードを使い続けられるならいいのですか、会社と家で違うキーボードを使っている場合は、正直厳しいと思います。
逆に慣れてしまえばかなり素晴らしい商品です。
ゲーム向きではない
キーボードがメンブレン式というのもありますが、それ以前にキーの配置がゲーム向きではありません。
FPS等のゲームではAWSDの移動しシフトキーをコントロールキーで姿勢を変更します。
このキーボードの形状だと移動しながらシフトやコントロールを押すのが困難です。
まあそもそもこのキーボードでゲームをやろうという人は少ないと思うので関係ないかもしれませんが。
ファンクションキーがない
ファンクションキーがありません。
普通のキーボードであれば画面の明るさ変更音量変更などにこのキーを使うと思いますが、このキーボードではそのように操作できません。
ではどうするのかというと右上に切り替えスイッチがあります。

このスイッチを左側にするとfunctionを押していることになります。
僕は正直あまり使っていないので関係ありません
まとめ
まとめるとメリットは体が楽、デメリットはいくつかありましたが、一番大きいのは慣れが必要ということです。
やはりこの慣れの部分はかなり修行が必要だと思います。
家でも会社でもこのキーボードを使うのがいいと思います。
私はしばらく自宅のキーボードとして使ってみようと思いますが、正直現段階では限界を感じています。もはやメルカリに売りたい。
しかし慣れてしまえばめちゃ高効率な入力を行うことができます。
難しいけど強い、モンスターハンターの弓みたいですね。
以上、誰かのご参考になれば幸いです。
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