CX8の3列目シートを外したい
2020年12月にCX8を買ったので、3列目を外してみます。
3列目シート付のSUVとして売り出されている車ですが、正直3列目使わないという方も沢山いるはず。
今回はこんなCX8の3列目シートの外し方を詳しく解説していきます。
私は3DCADが使えるので、CG付でどこよりも分かりやすいを目指します。

この記事の内容は下記動画と一緒です。
文字で見るよりは動画で見た方が分かりやすいと思いますので、お時間があればコチラをどうぞ。
よければチャンネル登録お願いします。
CX8の3列目を外すのに必要な道具
必要な道具は二つだけです。
使用するのは、ニッパー、そして14mmの六角ソケットを付けたラチェットレンチ。
これだけ。
14mmソケット単品でも買えますが、どうせならセット品を買った方が後から融通が利きます。
CX8の3列目の座面を外す
CX8の3列目は、ご覧のように座面と背もたれに分かれているますので、
まずは、座面を外すことから始めます。
座面には、手前と奥の2箇所にロックがあります。
座面の手前側ロックの外し方
図の位置にロックがあります。

実際の写真ではこんな感じです。

この黒いレバーをサイドにスライドするとロックが外れます。

外し方は、この座面の下の隙間に手を突っ込んでロックを外すだけです。
このように座った状態で両手を突っ込むとやりやすいと思います。

座面が外れると、このように持ち上がります。

座面の奥側ロックの外し方
続いて奥側のロックを外していきます。
奥のロックは、座面と背もたれ側からせり出しているフレームが、このように引っかかって止まっています。


この引っかかりを外すことで奥のロックを外すことができます。
やり方は、まず背もたれを倒します。
そして片手で座面を少し持ち上げ、背もたれと座面の間に手を突っ込んでこのロックを引き外します。
ちょっと写真じゃわかりづらいんですけども、左手で座面を上に持ち上げながら、右手を奥へ突っ込んでいる図です。


左右の2箇所ロックを外せば、座面を外すことができます。


CX8の3列目の背もたれを外す
CX8の3列目の背もたれは、ボルト3箇所で固定されています。
背もたれは手前に1本、奥に2本の、3箇所ボルトで止まっています。
またいくつか配線が絡んでいるところがありますので、それを外す必要があります。
これを忘れて引っ張るとちぎれますので、手順を守り慎重にやりましょう。


背もたれの手前ボルトの外し方
手前ボルトにはカバーが付いています。
これは引っ張ると外せます。
カバーに両面テープで配線がくっついていますが、これも外しましょう。


14mmの六角ソケットでボルトを外します。


最後に、ケーブルについている結束バンド2か所を切ります。
背もたれのフレームから完全に外しておきましょう。



背もたれの奥側ボルトの外し方
背もたれの奥側にある2本を外します。
この2本は車内側からアクセスすることはできません。
トランク側の床をすべて剝がしてください。
剥がす工程を撮影するのを忘れてしましましたが、引っ張れば外れます。


床を剥がすとボルトが2か所顔を出しますので、レンチで外します。




続いてコネクタを2箇所外します。

このコネクタは先端を両サイドから強くつまむと細くなって引き抜ける構造です。


それともう一か所、こちらも同じように先端をつまめば外せます。


これですべての準備が完了しました。
トランク側から背もたれをフレームごと引っ張り出しましょう。
多分30kgぐらいあります。腰に気をつけてください。

3列目シートを外したCX8の車内
このまま使うなら何かで床を埋めましょう。
ラゲージスペースの拡張や、車のカスタム目的でこのままにするのであれば床を何かで埋める必要があります。
下の鉄板が見えちゃってますからね。

先ほど外した床を元に戻すとこんな感じ。
縦に大きな空間ができました。


~追記~
この窪みを使って積載量を拡張する車中泊仕様を作りました。
最後に
ご覧いただきありがとうございました。
実際に行う場合は自己責任でお願いします。こちらでは一切の責任をとれません。
以上、ありがとうございました。
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