CX8を買った理由と僕の価値観
CX8を買った理由は”そこにあったから”
この記事の内容は下記動画と同じなので、時間があるなら動画を見てもらった方がわかりやすいと思います。
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私がCX8を買った理由が、「中古車で売っててすぐ乗れる状態だった」からです。
私はもともとマツダのアクセラハイブリッドに乗っていましたが、これは2WDでした。

今まで困ったことは無いのだが、転職して豪雪地帯に引っ越した途端スタックが頻発してしまいました。
以前こんな記事を書きましたが、やはり最低地上高は大事です。
すぐに各メーカーのディーラーヘ走りました。
「車中泊ができるでかい車が欲しい」と、色々試乗しましたがどれもいまひとつ、、
さらに納期が結構かかるとの事でした。
そんな時、トヨタディーラーでちょうど下取りとしてCX8がディーラーの駐車場に止まっており、
「あれ買えるの?」
「買えますよ」
「じゃぁそれで」
という具合です。
つまり、デカくてすぐ乗れるなら何でもよかったのです。
そんな感じで買ったCX8も半年乗って色々わかったことがあります。
ということで今回はそこらへんをご紹介していきます。
- 年式 2018年
- モデル XD Lパッケージ
- 込み込み290万(走行距離35000Km)
ちなみに今回は急いでいたのでディーラーで車を売買してしまいましたが、以前私は車用オークションで買ったことがあります。
その方が断然安く買えるし、高く売れますので、良ければこちらも参考にしてください。
CX8の良いところ
車高が高く、スタックしない
悪路に強い!
この車を買う当初の目的は、まずスタックしないということ。
その点において CX 8は100点満点です。
車高があるので大体の雪道は問題なく、スタックして動けなくなるということは一度もありませんでした。

私の職場は山の上にあります。
道路がすごい凸凹で車高が低い車では底を擦ってしまうような状況。
そんな荒れた路面も CX 8では全く問題ありませんでした。
ディーゼルエンジン特有の強いトルクもあり、坂道もグイグイと上がっていけます。
また、車高が高いというのは目線の位置も高いいのがgoodです。
北海道の冬あるあるですが、交差点の左右に大きな雪山ができます。

この状態で車高の低い車だと鼻先を出すのが本当に怖いです。
しかしこれくらい車高があれば、 積まれた雪の上から左右を確認できることも増えます。
このように北海道ではやはり車高が高い車を買うべきだなと身に染みました。
また豪雪地帯あるあるでフロントガラスが凍結しますが、それに関して解決策を見つけましたので、よければ見て下さい。
外観がかっこいいし、女子受けがいい
とりあえずかっこいい
適当に買ったCX8だが、控えめに見てもかっこいいと思います。(洗ってから写真撮れば良かった)

最近のマツダは全部同じ顔なんて言われますけども、僕個人的には結構好きな顔ですね。
また、今回購入したモデルはLパッケージであり各部に銀色のメッキ部品が使われており高級感があります。
夏タイヤは純正の19インチがついていた。これも非常にかっこいい。

ただ乗り心地で言うと17インチの冬タイヤの方が圧倒的。燃費も17インチの方がいいです。
なのでそのうち夏タイヤも17インチに変えてしまおうかと思っている。
また、最近「彼氏に乗ってほしい車ランキング」では上位にSUVが来るようになりました。
このCX8は山を走るガチSUVではなく、町を走るようなスタイリッシュな方向に舵を切っているため、非常に女子受けがいいです。
ただ、外観に対して一つ言えるとしたら色は黒じゃない方がいいかと思います。
僕の地域では結構CX8乗ってる人いるんですけども、この間偶然僕の車の隣に白いCX8が止まりました。
これを遠目から見たときに、大きさが全然違うように見えます。
やはり黒など暗い色は小さく見えるのです。

大きいSUVを買ったのでどうせなら大きく見えて欲しい、そいういう方は、白または赤をお勧め。
内装の高級感が凄い
高級感は正義
僕が買ったLパッケージというグレードは最上位モデルで、さらに前のオーナーはオプションを全部盛りしてます。
そのため内装の高級感がすごいです。
革シートを始め前後の4席にはヒートシーターが付いてます。

前席二つは電動シートであるそのうち運転席はシートメモリーが付いていて自分の最適ポジションを記憶しておけます。

後席には天井からぶら下がるタイプのディスプレイ。

各ひじ掛けの中にはUSBポートがあり、スマートフォンの充電にも困りません。

とにかく高級感&高級感。




クリーンディーゼルが静かで燃費がいい
昔のディーゼルとは大違い
僕の父親は古いランクルに乗っていた時期があるのですが、あの車はディーゼルエンジンです。
ガラガラと特有の音が煩く、家の中にいても近づけば「帰ってきたんだ」なと分かるほどでした。
しかしマツダのディーゼルエンジンは本当に静か。
多分「この車ディーゼルエンジンだよ」と言われなければ分からないと思います。
ここら辺は非常に気を遣って作られたんだなと感じますね。
そしてマツダのクリーンディーゼルは燃費がいいです。
この間、約1000kmほどの距離を走る機会があったんですけども、
下道半分高速半分のような形でしたが、なんと燃費は21km/L。
以前乗っていたアクセラハイブリッドと比較しても、ガソリンと軽油の値段の差を考えると、燃料代としてはむしろCX8の方が安い。
三列シートを乗せたこの巨体でこの燃費は本当に驚異的です。
北海道は何処に行くにも長距離運転になることが多いです。
「ちょっと観光地へ」と言うと100km200kmなんて当たり前で走ります。
そう考えるとこの燃費の良さというのはとてもお財布に優しいです。
ちなみに私は通勤でも車を使っています。
約10分の道のりでエンジンが温まりきらない短距離の走行ですが、がそれでも17km/Lは超えてきまする。
この車種に限らずマツダのディーゼルエンジンは燃費が良いため、もしハイブリッド車を購入しようとしてるのであればマツダのディーゼルエンジンも視野に入れてもいいのではないでしょうか。
オートクルーズなどの運転アシスト機能がめちゃ助かる
長距離も疲れ知らず
このCX8にはオートクルーズコントロールや車線逸脱時ハンドルコントロールアシストなど色々な補助機能が付いてます。

特にオートクルーズコントロールは前の車に勝手に付いていきますし、前の車が止まれば自分の車もとまります。
つまりほとんど車任せで走ることができます。
長距離を運転する北海道においてただのクルーズコントロールと前の車についていくことができるオートクルーズコントロールでは体への負担が本当に全然違いますね。
まぁ最近の車にはほぼ付いてることが多いのでこの車に限ったことではないかもしれないですが。
広くて荷物がいっぱい積めるし車中泊も余裕
170cm男性も余裕の就寝
車を買い換える際、せっかく北海道に住んでいるのだからキャンプをしなきゃと思っていました。
しかしテントがあまり快適に寝れないという事も経験してます。
そう考えると車中泊できる車の方がいいですよね。
その点で CX 8はとても広々として寝やすいです。
2列目と3列目を倒すことで広々とした空間ができます。

僕は釣りに行くために一度車中泊したが、全く問題ありませんでした。
2列目と3列目の間に多少隙間ができますが、誤差の範囲です。
身長は170 cmですけども、真っすぐ寝ても余裕があります、多分180cmも寝れると思います。
これだけ広々としていれば大抵の荷物は載せることができます。
アウトドアも十分楽しむことができるでしょう。
また、3列目シートを取り外して、更に積載量をUPする方法はコチラ。
BOSEスピーカーがついており、音がいい
カラオケボックス並みの音響
このCX8にはたくさんのBOSEスピーカーがついており、非常に音響に優れています。



全席だけではなく、後部座席も充実の音響。
そしてナビにはイコライザがついてるので、低温重視など、多少いじることができるのも。音楽好きにはうれしいです。
私が運転しているときはいつもカラオケボックス状態。
CX8の悪いところ
3列目に人は乗れないぐらい狭い
CX8は3列目があるSUVとして売り出しています。
しかし正直なところこの3列目に座るのはかなり厳しいと言わざるおえません。
2列目シートを軽く下げた状態で乗り込むと膝がほぼつっかえ。

また頭の上のクリアランスがほぼ無い、というかぶつかってます。
多分身長が160CM以下じゃないと頭はぶつかると思いますね。
さらに床が高くなっているため膝も高くなり、ほぼ体育座りのような形になると思ってもらって構いません。
この体勢で長時間座るのは正直かなりきつい、子供用、非常時用と割り切ったほうがいいでしょう。
他のレビュー動画を見ているとけっこう大柄な男性が「全然余裕で乗ることができる」と言ってることもありますが、彼らはきっとお金をもらっているからそういうしかないんだと思います。
3列目なんか使うことは無いので、外してしましました。
外し方はコチラ。
エンジンオイル油面高の警報がでる
エンジンオイルって増えるの?
僕の認識では、エンジンオイルというのは燃料と一緒に燃えて減っていくものだと思っていました。
しかしこの車を買って3ヶ月後、「エンジンオイル油面高」という警報が出ました。
液体が勝手に増えることはないためクーラントが漏れてエンジンに入ってしまったかなど色々考えましたが、調べてみるとそうではありませんでした。
マツダのクリーンディーゼルエンジンはDPF再生というものを行っています。
DPFとは何かというと排ガスに混ざっている煤(スス)を集めるフィルターです。
このフィルターは長時間使っていると徐々に詰まってしまいます。
ある程度詰まったところでエンジンが自動で判断し、燃料を吹きかけ温度を上げて煤を燃やそうとする。
これがDPF再生です。

しかしどうやらこのDPF再生を行うために増やした燃料が燃えきらずにエンジンオイルに混ざってしまうとの事でした。
そのせいでエンジンオイルがどんどん増え、警報が鳴ります。
エンジンオイルに燃料が混ざるということは簡単に言えばエンジンオイルが薄まっているということ。
この警報が出たからすぐに壊れるかと言うとそうではありませんが、薄まったエンジンオイルの性能が下がるのは言うまでもありません。
もしこの警報が出たらすぐディーラーにてエンジンオイルの交換を行うべきしょう。
オートハイビームとオートワイパーがアホ
オート〇〇は使えない
この車にはオートハイビームという機能が付いています。
前から車が来たらハイビームを止めて、車とすれ違い終わったら入りに戻すという処理をしています。
しかしこれがどうもポンコツ。
前から車が来ているのに止めなかったり、全く車通りの無い田舎道を走ってるにも関わらずハイビームにしなかったり。
結局手でやった方がいいのではと思う事が多いです。
またオートワイパーという機能もついていますが、こちらも同様にポンコツ。
雨がフロントガラスについた時にはワイパーが起動するのですが、精度が良くない。
やはり人間が操作したほうがいいことというのは、まだまだあるようです。
ナビがもっさりしてる
僕をどこに連れていくつもりだ、、
マツダのカーナビは本当に動きがもっさりしてると思います。
エンジンをつけてから起動するまでが本当に遅い。
昔乗っていた別のメーカーはこんなに遅くなかったような記憶がありますが、最近の車は大体どこもこのくらいの速度なのでしょうか。
ナビ自体の性能も割とポンコツ、変な道に誘い込まれたりとても遠回りすることも少なくない。
正直Googleマップの方がまだマシでしょう。
もしいつか自分で新車を買うのであれば、カーナビをつけずにGoogleマップが入ったタブレットを置く事にします。
後方の視界が悪い
左右確認がハードモード
この車は後ろに行くにつれて徐々に窓が小さくなっていきます。
ピラーも太く、窓にスモークもかかっていることから非常に視界が悪い。

右左折するときに結構不安になります。
それを補助するための周辺カメラでしょうが、北海道では吹雪でカメラが埋まることも少なくない。やはり目視で確認できないのは構造上のデメリットです。
いつDPF再生入ってるのかわからない
先ほどもちょっと説明したDPF再生ですが、基本的にDPF再生中はエンジンを切らないほうがいいとされています。
煤を全部燃やしきるまではエンジンの温度を高く保つべきです。
しかしこの車はいつ DPF 再生に入っているかがわかりません。
何か警告やアラームが出るわけでもありません。
エンジンの回転数がいつもより少し高いぐらいで判断するしかないのです。
ここは改善した方が絶対にいいと思います、もしかしたら最新の CX 8には何かマークが出るようになってるのかもしれません。
まとめ
こんな感じでデメリットはあるものの非常に満足してるのは事実。この車を買ってよかったなと心の底から思っています。
今 CX 8を検討中の方の参考になれば幸いです。
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