在宅勤務は監視されている
※この記事の内容は動画とおんなじです。動画のほうがわかりやすいと思いますので、時間があるなら動画を見てください。
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コロナが蔓延して家で仕事をする機会が増えた。
上司や同僚がいない空間での仕事に戸惑った人も多いだろう。
誰の監視もない自分の家で仕事をするということは、自分の裁量でサボり放題なわけだ。
皆さんはそんな誘惑に打ち勝ち、まじめに仕事をしているだろか?
このテレワーク中のサボりについてヌラーボという会社がアンケートをとったところ
20代が66.5%、30代が50.8%、40代が44.3%の人が「テレワークのほうがサボってしまう」と回答した。
それを受け、各企業では「サボり対策」を行っている。
PCのログや捜査状況を監視しているとの話だ。
これを見て俺は思った、「サボれる程度の仕事量しかもともと無かったのでは?」と。
目に見えて成果が下がるもの、例えば漫画家とか小説家とか営業とかそういう仕事はサボったらサボっただけ納期が遅れたり売り上げが下がるのでわかりやすいし、怒られるだろう。
しかし今テレワークが浸透しようとしている一般会社員など、明確な数字を挙げる必要がない部署の人間は、頑張って仕事してようが、サボってようが周囲からわかりずらい。
しかしあまり暇そうにしているとドンドン仕事を押し付けられる。
なので皆「仕事やってる風に見せていて、実際の量は全然大したことない」って人が多かったんじゃないだろうか。
そういう人たちが、在宅勤務になって、誰も見ていない状況になったから正々堂々とサボりだした。
私からそんな構図に見える。
在宅勤務用サボりツール「LiarMouse」をpythonで作ってみた
PCを放置しすぎるとスリープモードに入ってしまう。
スリープモードに入ると、Skypeやzoomが「退席中」になってしまい、サボってるのが一目瞭然だ。
ということで今回は、「マウスを定期的に動かしてサボってない感じに見せる」ツールをpythonで作ってみたので無料配布してみる。
ってことでダウンロードしてくだせぇ。
※「会社PCじゃセキュリティが反応してうごかねぇよ」って方は対処版を作成したので下記リンクを参照↓
[powershell]テレワークサボりツール会社PCセキュリティ対応、マウスを動かしてスクリーンセイバーやスリープモードを抑制
使い方は簡単、ダウンロードしたexeを起動すると黒い画面が立ち上がり、30秒ごとにマウスが一瞬操作され、PCがスリープモードに入ったり、スクリーンセイバーが出ることもない。
やめるときは黒い画面右上の×で普通に閉じればいい。
プログラムの中ではWindows特有の機能を使ってるからMacとかじゃ動きません。
ちなみにLiarMouseは「嘘つきマウス」って意味ね。
pythonでwin32dllのmouse_eventを操作する
中身はこんな感じ。たったこれだけ。
簡単に言えば30秒ごとにマウスをピクピクさせてる。
from ctypes import windll
from time import sleep
user32 = windll.user32
while True:
sleep(30)
user32.mouse_event(0x0001, 0, 0, 0, 0)
見ての通り、windllっていうWindowsに入ってるライブラリをpythonで呼び出して使用してる。
その中にmouse_eventって関数があってそれを操作することでマウスを動かせる。
マウスイベントの引数はこんな感じになってる。
mouse_event(dwFlags,dx,dy,dwData,dwExtraInfo)
dwFlagsってのは、マウス操作のモードを選択する部分、「マウスを移動させるだけ」とか「ホイールを押す」とかいろいろ選べる。
dxとdyは座標ね、dwDataはホイールの操作量、dwExtraInfoはよくわからん。
詳しくは公式のリファレンスをどうぞ
今回作ったコードはxとyの座標が両方とも0となってる。
だから実際にカーソルは動かしてないけど、PCには「マウス動かした」っていう信号が入るってわけ。
まとめ
どうですか、これ結構便利でしょ。
これ作り始めた原因ってのは、実はサボるためじゃいんだよね。
在宅勤務中、結構紙で仕事することが多かった。
紙で仕事するってことは、PC触らないじゃん?すると前述したようにスリープに入っちゃう。
すると「あれ?あいつサボってんじゃね?」って思われそうで、それが嫌だったんだよね。
そういういらぬ疑念を払しょくするために作ったので、私はちゃんと仕事してます←重要
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