SOCOMmk23のトリガーをハンマーから切り離す
トリガーを実現するには、まずトリガーとハンマーを分離する必要があります。
※この記事はシリーズモノです
通常のSOCOMはトリガを引くと「ノズルが前に前進してBB弾をチャンバーに送る」と「ハンマーを起こす」の二つの動作が行われます。
このプロジェクトでは、ハンマーはソレノイドで叩くため、トリガーを引いたときに「ハンマーを起こす」は必要ないので加工する。
色々方法はありますが、私はハンマーの突起をヤスリで削り倒すことにしまた。
使ったのは安いヤスリセット、エアガンの金属ってのは基本的に亜鉛合金かアルミなので、安いので十分です。
これが

こう

ここまで平らにするとハンマーが起きなくなります。
つまりトリガーには、ノズルを前進させる力しか掛かっていないません。
この時点でトリガーは通常の5分の1以下の軽さになりました。
nova3D elfineでSOCOMに取り付ける部品を作成
ソレノイドを注文して届いたのがこれです。

さて、3Dプリンタでソレノイド取り付け用の治具を設計していきます。色々考えて設計したのがコチラ。

これを3Dプリンタで印刷していきます。使うのはいつものNOVA3D elfine。
そしてできたのがこちら。
試作品なのでバリ取り等の処理は適当です。

ご覧の通り、ソレノイドにはm3ナットを付けるための穴が開いているので、それを利用するべく、3Dプリンタモデルにも穴をあけておきました。
さっそく取り付けてみます。


いい感じではないだろうか。やはり光造形プリンターは精度がいい。
ただ、サポートの跡が汚いのはどうしたもか、、、色々設定いじる必要がありそう。
SOCOMmk23のトリガーをソレノイドで叩くには、平面を作らなければいけなかった。
これがSOCOMのハンマー部分。
これをソレノイドの小さいピンでぶっ叩く訳ですが、丸くて滑って押せないことが分かりました。
そこで、ハンマーにケガキ線を書いて、そこを削っていくことにしました。


これならソレノイドの細いピンでも滑らずに押せます。

作ったプラスチック部品とソレノイドを取り付けてみます。
3Dプリンタで作った部品とスライドのクリアランスは0に等しいため、かなりガッチリと嵌まり込んでいますね。
しかしもうちょっと固定方法をなんとかしたいものです。
ネジとかでガッチリと。
この状態でソレノイドのお尻をデコピンするとしっかりとガスが放出された。
構造的には問題ないようです。

プルソレノイド駆動用バッテリーの購入とミニSケーブルの作成
ソレノイドを動かすにはそれ相応の電力が必要です。電力的には30W位欲しいところ。
最初東京マルイの純正ニッケル水素バッテリー一本で動かそうと思いましたが電圧が足りなかったので、コイツを買いました。
二つを直列接続すれば約20Vとなり、十分な電圧が取り出せます。
直列接続する用のケーブルも作成する。買っても良かったたんですが高いから作ります。
これらを組み合わせてこう!
このミニSプラグコネクタの作り方ってあんまりネットに落ちてないんですよね。
今度別記事にまとめます。

これで直列接続ケーブルが作れました。
試しにバッテリーを二つ繋いでソレノイドにバッテリーを流すと、「バシュッ」っという音とともにガスが発射された。
まとめ
はい、今回はここまで。
次は、ソレノイドをフレームにネジ固定する方法を考えます。
今乗っかってるだけですからね。
コメント