東京マルイのソーコムmk23のいいところをそのままに、デメリットだけを取り除きたい
※この記事はシリーズものです
【その1】SOCOMmk23カスタム!3Dプリンタとソレノイドを用いて超軽量トリガーを実現する←イマココ
【その2】SOCOMmk23カスタム!3Dプリンタとソレノイドを用いて超軽量トリガーを実現する
先日SOCOMmk23についてメリットデメリットをまとめた。
メインウエポンに固定スライドガスガンのSOCOMmk23をおすすめする理由
このなかで一番私が辛いのは、やはりトリガーが重い点。
そこで今回は、トリガーを極限まで軽くすることを考えてみた。
今回はその計画をご紹介したい。
そして現在これを実現するために色々材料を集めている最中である。
電磁弁ではなく、プッシュソレノイドを用いたトリガー軽量化
よく「フルソレノイド」という銃が話題になる。
CO2などを用いた俗に言う外部ソース化を行うには、電動ガンに電磁弁を仕込む必要がある。
しかし今回は電磁弁ではなく、プルソレノイドという電磁アクチュエーターを使用する。
プルソレノイドとは、電気を流すと芯が飛び出る部品だ
もうお分かりだろう、要はこの部品を使用して、SOCOMmk23のガス放出バルブを叩こうという計画である。

SOCOMmk23をソレノイドハンマーにする意味は?
まずソーコムmk23のガス放出バルブをソレノイドハンマーで叩こうとした理由だが、冒頭述べたようにトリガープルが重すぎたためだ。


じゃぁトリガーのバネを無くせばいいじゃない!(白目)
っていう単純な発想。
トリガーのバネを無くすと、ハンマーが叩けなくなる。
じゃぁソレノイドでハンマーを叩こう!っていうことだ!(単純
そうなると、トリガーに掛かる力というのは、「弾をチャンバーに送りこむ力」のみになる。これはとっても軽量化。
ソーコムmk23のバルブを開くのに必要な力とソレノイド選定
バルブをソレノイドで叩くにしても、どの程度の力で叩けばいいのかわからなかった。
まぁこんなアホな計画立てる奴はほかに居ないからねぇ。
そこでマガジンのバルブに水の入ったペットボトルを乗せた。
すると約1.6L、つまり1.6kgの力をかけるとバルブが開くことが分かった。
なので、選定するソレノイドは、1.6kg以上の力が出せるものが必要。
ってことで今回はタカハ機構株式会社のCBS1029っていう商品を使う。
データシートを見ると、34Wの電力があれば、2mmのストロークを16N、つまり1.6kg以上で押せることがわかる。

サイトに設計図が落ちていたので、それを簡単に3D化してみた。
まぁ大体3cm角ぐらいの大きさに出し入れできる芯が通ってる。
m3ボルトで固定できる穴付き。

電流を流して鉄心を押し出すと最大で5mm伸びる。

まとめ
次はこのソレノイドを使ってsocom mk23に合うような設計図を3Dcadで作っていく。
乞うご期待。
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