SEL50F18Fのコンパクトなサイズ感に惹かれた
私はSONYのα7ⅢとTAMRONの大三元標準ズームを使用していた。
αEマウントの標準ズームレンズ tamron 28-75mm f2.8 を買ってみた
それを担いで旅行にも行った。
この組み合わせの画質、状況対応力には非常に満足していた。だが、タムロンのレンズが大きすぎて首から下げると肩がこるし、フラッっとカフェに持ち出すのは大袈裟なのだ。
そこでsonyの50mm単焦点であるsel50f18fを購入してみた。はいドーン

レンズ自体の大きさはこんなにコンパクト。

α7Ⅲに装着してもこんなにスマート。重量がたった189g。レンズの重さでカメラが前傾することも無い。

レンズにはとりあえず装着する保護フィルターも買ってみた。みんな大好きmarumiのやつ。

ただ装着した後に思ったけど、このレンズは前玉がかなり奥まった場所に配置されている。
更にレンズフードをつけたら更に奥まる。これはかなり尖ったものがカメラに向かってこない限りレンズにぶつかる事はないだろう。

そう考えると「レンズぶつけて割らないように」という目的で保護フィルターを装着しても意味が無い気がする。
まぁ汚れ防止を目的にするのならいいんだけども。
もちろん保護フィルターの上からレンズキャップをかぶせることもできる。

sel50f18fのAF速度は遅いけど使い方次第
価格.comなどのレビュー欄やyoutubeなどでも話題になっている通り、オートフォーカスは遅い。
私はこれが初めての単焦点レンズなので、比較対象がTAMRONの28-75標準ズームレンズとの比較になってしまうが、倍ぐらい遅い気がする。
フォーカスボタンでピントを合わせようとすると、レンズ先端が1cm程前後にスライドしてピントを合わせに行くのだが、何回かピントの山を行ったり来たりする。
AF-SモードからAF-Cモードに変更すると若干改善されたような気がする。
ただ、50mmという焦点距離で何を撮るのか?そんなにフォーカス速度が必要なのか?
私は町でのスナップに使用する予定なので、多分対象は静止物が多くなる。個人的にこのレンズにはフォーカス速度を求めていない。
早いに越したことは無いが、要は使い方なのではと思う。
sel5018fは寄れないけどα7のAPS-Cモードで解決
今回のレンズは開放f1.8ということで、良くボケるレンズだ。被写界深度が浅いので、撮りたい部分にしっかりとピント合わせる必要がある。

f8まで絞るとこんな感じ、しっかりシャープに映る。

これまでの写真の背景で私がカフェでレンズを開封したことは察して頂けたと思う。宮田屋というカフェに来ており、コーヒーロールケーキを注文した。
本当はもっとロールケーキに寄って撮影したかったのだが、このレンズではこれ以上近づく事はできなかった。
というのもこのレンズの最短撮影距離は45cm。それ以上近づくとピントが合わない。
この45cmという距離は料理を撮影するには結構遠いいかもしれない。大皿の料理ならまだしも今回のケーキのようなものは小さく映ってしまうだろう。
しかしα7ⅢにはセンサーサイズをAPSーCモードがある。これに切り替える事で焦点距離を実質1・5倍にすることができる。
つまりこのレンズは50mmなので、APS-Cモードを使用すれば75mmのレンズとして撮影することができるのだ。そうすれば画面一杯ぐらいには寄れる。

APS-Cモードでは、画素数が約2400万から1800万画素まで落ちてしまうがそれだけあれば十分ではないだろうか。
まとめ
私はズームレンズだけでこの先過ごしていく予定だったのだが、やはり重くて大きいのがネックだった。
友人の前に持っていくとカメラガチ勢感が出てしまい、スマホでカジュアルに撮影するグループとはちょっと壁を感じる。
このレンズは非常に小型なので、より気軽に首からぶら下げる事ができるだろう。カメラの持ち出し頻度も上がるはず。
そのうち50mm単焦点縛りで旅行をしてみようと思う。
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