TicWatch googleのOSの中華スマートウォッチをレビュー

TicWatch 日本語
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スマートウォッチの選択肢

私は時計を持っておらず、ボーナスも出たし何か一つ購入を考えていた。

スマートウォッチとは名の通りスマートフォンと通信することができる時計の事である。

電話の通知を受けたり歩数計やカロリーの計測などができるものである。

現在そのパイオニアとしてあるのはapplewatchだろう

時計の中にオサイフケータイが仕込んであり、コンビニでの支払いなどもできる非常に高性能なスマートウォッチである。

appleユーザーであればこれ以外に選択肢は無いだろう。

しかし私はgoogle信仰者であり、もちろんスマホもandroidである。

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androidスマホではアップルウォッチは使えない。

しかしあなたのためにgoogleは時計用のgoogleOSを準備してくれている。

「watch os by google」と呼ばれるこのOSはグーグルがスマートウォッチ用に作った専用のものである。

androidのスマホユーザーは是非ともこのOSが乗っているスマートウォッチを探していただきたい。

いくつか例を載せておこう。

これらを買えばandroid端末との相性はOKだろう。

数あるスマートウォッチからTicWatchS2を選んだ理由

先ほど、googleのOSが乗っている端末をいくつか例に挙げたが、私はTicWatchを選んだ。

その理由は Mobvoi という会社にある。

mobvoiという会社は中国の会社だ。

中国と聞くと安かろう悪かろうのイメージが先行してしまうが、実はこのMobvoiにはなんとGoogleが出資している。それだけで信用度は爆上げである。

中国のIT企業といえばファーフェイが有名だ。もちろんこの会社も高品質なスマートウォッチを出している。

しかし2019年7月現在、アメリカとファーウェイが喧嘩しており、とてもファーウェイの製品を買う気にはなれなず、結果としてTicWatchを購入するに至った。

早速開封

TicWatch

スマートウォッチなのでもちろん画面は何も映らない。

TicWatch 開封
TicWatch 画面

裏側は心拍などを読み取るセンサがついていた。

TicWatch センサー

こちらは充電器、磁石が入っていて時計を近づけるとくっついてくる。USB給電である。

TicWatch 充電器

乗っけるとこんな感じ。

TicWatch 充電

説明書たち

TicWatch 説明書

とりあえず軽く充電して時計を起動する。言語設定で日本語を選ぼう。

TicWatch 日本語
TicWatch OS

するとgoogleの「wear os by google」というアプロをダウンロードを起動しろ出てくる。アプリはこちら↓

Wear OS by Google スマートウォッチ(旧称 Android Wear

時計とスマホをBluetoothでペアリングしてこのアプリを起動すると初期設定が行われる。指示に従えば簡単にセットアップが終了した。

TicWatch S2の使用感

とりあえず一か月使って分かったところを書いていこう。

TicWatch S2は電池が2日持つ

まぁこれは使い方や使用する機能次第だろう。

私はGPS以外の機能は基本的に全部使っている。もちろんスマホとはBluetoothでペアリングしっぱなしである。

それでも48時間は使用できるだけのバッテリー性能があるようだ。

googleのOSが乗っているスマートウォッチは毎日充電が基本と聞いていたが、土日ちょっと遊びに行く程度であれば充電器を持ち運ばずに済みそうだ。

フィットネスや歩数計などの機能は実用レベルに達していない

今の活動量や歩数などを記録し、使用したカロリーや移動距離などを算出。さらにはお勧めのエクササイズまで教えてくれる。

カロリー
カロリー

私はデスク業務で、日中のほとんどを椅子に座って過ごしている。

そんな時、ふと時計を見ると「14000歩」歩いており「2.4km」移動したことになっていた。これは明らかにおかしい、絶対にそんなに歩いていない。

紙の端を揃えるためにトントンしたり、パソコンのキーボードをよっと激しめにたたいたりしただけで歩数が加算されているようだ。

こんなガバガバな計測では意味がない。フィットネス機能は参考程度だ。

「スマートフォンを探す」がめちゃくちゃ便利!着信が来たフリも可能

飲み会の席でスマートフォンが見当たらなくなってしまうというのはよくあることだ。

盛り上がっている飲み会で「俺のケータイ知らない?」と呟いても皆の笑い声にかき消されてしまう。

そんな時便利なのがこの「スマートフォンを探す」という機能だ。

アプリ一覧から選択、または上からスワイプして出てきた画面のボタンを押す事でこの機能を使用することができる。

スマートフォンを探す
スマートフォンを探す

この機能を使うとスマホの着信音を鳴らすことができるのだ。

もちろんこの機能を使用するにはスマホと時計がBluetoothでペアリングしていることが条件だ。まあ基本的に解除する事なんて無いからあまり考えなくていいと思うけど。

また、この機能、うざい先輩に絡まれたときなどに使用できる。

「ああこいつ話なげぇんだよなー」と思った時、おもむろにスマートウォッチで「スマートフォンを探す」を起動する。

そして「あ、すんません電話きましたわwwww」といいながらその場を立ち去ることができるのだ。

実にスマートである、ゆとり世代には非常にうれしい機能だと思う。

TicWatchの通知機能は機能したりしなかったり

スマートウォッチの代表的な機能としてスマホに来た通知を時計に表示するというものがある。

TicWatchも例外ではなく、Bluetoothでペアリングしたスマホに通知が来ると時計がバイブレーションして画面に内容が表示される。

しかしこの機能の調子が悪い。スマホの通知が全て時計に反映されないのだ。

TicWatch には「スマホと接続している場合、スマホをサイレントマナーモードにする」という機能がある。つまりスマホに来た通知は全て時計で確認し、対応の必要があるもののみスマホを操作するという事だろう。

だが今の不具合がある状況ではその機能を使えない。LINEとか見逃したくないからね。

今後のOSアップデートで修正されることを期待する。

TicWatch のアラームなら確実に目が覚める

スマホにも目覚まし機能があるが、 TicWatchにもアラームアプリが入っており、時間を設定してバイブレーションを動作させることができる。

私の会社では昼休みが1時間あるのだが、ご飯を食べた後はお昼寝をすることが多い。

畳の大部屋で皆寝転がるのだが、1時間経っても起きれないことがあった。かといってたくさんの人が寝ている中、スマートフォンの目覚まし時計を鳴らすわけにはいかない。

そこで TicWatch のアラームを使う。手首に直接巻き付いている時計がバイブレーションするのだ。これなら周りに迷惑をかけずに起きることができる。

また、絶対に忘れたくない用事などもこの機能を使っておけば忘れることが無いだろう。

非常に重宝している。

まとめ

以上のように使用感としてはフィットネス機能などがパーフェクトなわけではないが、自分が欲しい機能のみ使うと割り切れば非常に優秀なデバイスとなる。

また、周りの気を引くことも多く話のネタになる事も少なくない。

スマートウォッチの市場規模は年々増大している。一人一台の時代もそう遠くないだろう。

あなたも自分の一台を探してみたはいかがだろうか。

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