クラウンロイヤル 200系 前期の評価 レビュー 良い車でした!

2018年7月8日, レビュー, 乗り心地,

ヤンキーからオジサマまで幅広い世代が載っているこの車、きっと「乗り心地がいい」ぐらいのイメージだろう。他にもたっぷり魅力が詰まっているので紹介していきたい。

この記事を読んでこれから買うあなたの参考になれば良いと思う。

200系クラウンロイヤル 前期の評価&レビュー

私がクラウンを買った理由

私が車を買い替えたのは主に前車の影響である

前車をかった当初、私は全く車に興味がなく「動けばええわ、あ、テレビでやってるこれ買ったろ」ぐらいの気持ちで購入した。

その車はハスラー、CMにあられちゃんを採用する遊び心溢れた車である。

普通の道は快適に過ごすことができた。

しかしひとたび高速道路道路を走ればガタガタと震えだし、今にも空中分解するのではと思うほどであった。

また、冬にチェーン付きのトラックの後ろをついていった時にはダイエット器具のように揺すられたのを覚えている。

そして、とうとう我慢できなくなった私は「逆に乗り心地が最高の車に乗ってみたい」と思うようになり、クラウンの購入を決断した。

クラウンのスペック

私が買ったのは4WD仕様だったので多少違う部分があると思うが(シートヒーターがついてるなど)参考までにスペックシートを貼っておく。

ひとつ前の型、通称「ゼロクラウン」とは違い直6エンジンがV6エンジンに変わったようだ。

トヨタ クラウン(CROWN)ロイヤルサルーン ナビパッケージ(2008年2月)カタログ・スペック情報  新車価格4,260,000

ボディタイプ セダン
ドア数 4ドア
乗員定員 5名
型式 DBA-GRS200
全長×全幅×全高 4870×1795×1470mm
ホイールベース 2850mm
トレッド前/後 1535/1535mm
室内長×室内幅×室内高 2060×1520×1205mm
車両重量 1600kg

燃費・性能・詳細スペック

エンジン・燃料系

エンジン型式 4GR-FSE
最高出力 215ps(158kW)/6400rpm
最大トルク 26.5kg・m(260N・m)/3800rpm
種類 V型6気筒DOHC
総排気量 2499cc
内径×行程 83.0mm×77.0mm
圧縮比 12.0
過給機 なし
燃料供給装置 筒内直接燃料噴射装置
燃料タンク容量 71リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン

環境仕様

10モード/10・15モード燃費 12.0km/リットル

足回り系

ステアリング形式 パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前) ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
サスペンション形式(後) マルチリンク式コイルスプリング
ブレーキ形式(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ形式(後) ディスク
タイヤサイズ(前) 215/55R 17 93V
タイヤサイズ(後) 215/55R 17 93V
最小回転半径 5.2m

駆動系

駆動方式 FR
トランスミッション 6AT
LSD —-
変速比 第1速 3.538
  第2速 2.060
  第3速 1.404
  第4速 1.000
  第5速 0.713
  第6速 0.582
後退 3.168
最終減速比 4.100

装備・オプション

エクステリア

フロントフォグランプ 標準
リアフォグランプ オプション
キセノンヘッドランプ(HID) 標準
プロジェクターヘッドランプ —-
フロントスポイラー —-
リア/ルーフスポイラ― —-
リアワイパー —-

セーフティ

運転席エアバッグ 標準
助手席エアバッグ 標準
サイドエアバッグ 標準
ABS(アンチロックブレーキ) 標準
トラクションコントロール 標準
前席シートベルトプリテンショナー 標準
前席シートベルトフォースリミッター 標準
後席3点式シートベルト 標準
チャイルドシート固定機構付きシートベルト 標準
サイドインパクトバー —-
ブレーキアシスト 標準
衝突安全ボディー 採用
EBD(電子制動力配分装置) 標準
盗難防止システム 標準
その他安全装備 VSC

カーナビゲーション・オーディオ

ナビゲーション 標準
ナビゲーションメディア HDD
サウンド(カセット&MD) AM/FMラジオ付きMDプレイヤー
CDプレイヤー 単装

アメニティ

エアコン フルオート
パワーウィンドウ 標準
集中ドアロック 標準
ステアリングテレスコピック機構 標準
ステアリングチルト機構 標準
クルーズコントロール 標準
本革巻きステアリング —-
革シート(※) —-
運転席パワーシート 標準
後席パワーシート オプション
ウッドパネル 標準
サンルーフ/ムーンルーフ オプション
アルミホイール 17インチ標準
分割可倒式リアシート —-
UVカットガラス 標準
プライバシーガラス 標準

いろんな機能てんこ盛りである。

クラウンの内外装

まずは外装から、下記の二枚しか撮っていないので申し訳ない。実際に近くに寄るととても大きいのがわかる。長さは約4.9mである。

また、前面からワイパーが見えないと思う。これは風切り音を軽減するためにボンネット側に埋まっているのだ。

クラウンロイヤル 200系 前期

私のお気に入りポイントは後ろからの図である。

写真ではわかりずらいがマフラーがバンパーに埋まっているのがかっこいい。

運転席はこのようになっている。ハンドルは横にレバーがついており、上下左右前後に電動で動かすことが出来る。

さらにステアリングチルト機能を設定をすることで、エンジン停止時はハンドルが引っ込み、起動時に所定の位置へ自動でせり出す。私的にはあまり必要ない機能だが、とても高級感がある。

アクセルはオルガン式となっており、かなり操作しやすい、一番左に見えるのは踏むタイプのパーキングブレーキである。

赤く光っているのは室内の温度を取得するセンサ、ハンドル横のダイヤルは運転席シートヒーターのツマミである。

クラウン 200系

シート位置は座席横のこのスイッチで操作する。これは私がびっくりした事の一つなのだが、座席の前後上下、座面の傾き背面の傾き、背中の出っ張りの大きさなど多くのパラメータを触る事ができ、適切なドライビングポジションを取ることができる。

クラウン 200系

センターアームレスは柔らかな素材でできており触り心地が良い。横のボタンを押す事で開くことができる。

200系クラウンロイヤル

さらにこのアームレストは逆からも開くことができる。

クラウン 201

この写真からだと見えないが、中にはシガーソケットがある。スマホ類の充電などもここからできるだろう。

クラウンロイヤル 200

全席共通だが、ドア下に書類を入れるポケットがある。

ここには大きな収納口がある。

クラウン 200系 前期

インパネまわりはこの通り。軽く艶がかかった木目調パネルとソフトパットを多く使っており、非常に上品である。

使いやすいナビがと左右独立オートエアコンがついている。

また、この写真のスマホホルダーがついている吹き出し口だが、設定をするとここが左右に自動首振りするのだ。

この機能はクラウン以外で見たことがない。(この機能を使う場合はスマホホルダーや芳香剤を外すこと)

その下にはドリンクホルダーや灰皿、シガーソケットとメディアプレイヤーがある。プッシュすることでゆっくりと開いたり閉じたりする。

ドリンクホルダーの横には各モードの切り替えスイッチが付いており、エコモード、スポーツモード、スノーモード、トラクションコントロールのON、OFFを切り替えることが出来る。

クラウンロイヤルクラウンロイヤル

後部座席はこのようになっている。チャイルドシートを設置する部分もあるようだ。頭上のスペースも十分なクリアランスがある。大人の男でも問題ない。

私が適切にドライビングポジションをとっても後部にはこれほどの余裕がある。なんなら足を組めるほどの余裕だ。また取っ手があり、高齢者が乗り込むときのアシストにもなるだろう。

膝置きの中にはティッシュがちょうど入るスペースがある。

クラウン 前期

トランクはとても大容量である。ゴルフバック三つは入るだろうスノーボードも横向きに入れることができる程の容量を持つ。

 

走行性能と特筆すべき乗り心地

まずクラウンの最大の特徴がこの乗り心地だろう。

私は軽自動車からクラウンに乗り換えた時、本当に感動した。一言で言うと「地面から浮いてるような感覚」である。

乗り込む際にわかる「ボディーのがっしり感」。ドアが厚く重たいので、閉めるときは「ドァムッ」っという重厚な音が響く。

外乱から社内を遮断したかのような空間は振動が無く驚くほど静かで快適。

そしてこのシートがとても良い。法人車としてよく走っているのを見かけるが、やはりお偉いさんを乗せることを意識して座り心地が極限まで突き詰められている。

足回りはかなりやわらかいと思う。悪く言えば多少フワフワするが私は気にならない。この車には誰を乗せても「静かだね」「乗り心地いいね」と言われる、気分が良い。

また走りの面に関しては、まず運転しやすい。ハンドルがびっくりするほど軽いのだ。パワーステアリングが優秀で、友人のフィットよりも軽い。

軽くアクセルを踏めばスルスルと加速していく。音と振動が無い事から体感速度がとっても遅い。気付けば法定速度を超えてたなんてことも多々あった。

高速道路では、軽く流しているだけでも余裕で合流できるのだが、思い切り床まで踏み込むといつもの静粛が嘘のようにエンジンの雄たけびを聞くことが出来、同時に強烈な横Gがかかる。

巡行時は低い回転数で走行できるので100km程度の速度でも会話明瞭である。

雪道では各種安全装置がついており不安は無い。豪雪地帯だが埋まって出れなくなったりしたこともない。ただ車重がかなり重いので、あまり調子に乗ってスピードを出していると雪道では止まれない。安全運転を心がけるべきだ。

クラウンの驚く程のセキュリティと安全性

私のクラウンには純正でセキュリティが付いていた。この部分についてはあまり知っている人はいないんじゃないだろうか。

最近は後ろから煽られる危険運転や汚職警察の誤認逮捕などから身を守るためドライブレコーダーを取り付ける人が増えたと思う。

しかしドライブレコーダーでは守り切れないのが車の盗難だ。車をこじ開けて乗り込まれてもその光景をそっと録画する事しかできない。

クラウンのセキュリティは車の不審な揺れなどを検知し、アラームで犯人を追い払う。しかしこれだけではない、なんと自動でオペレーターに通報してくれるのだ。

以前、助手席で寝てしまった友人を放置して買い物をしたことがある。すると私のスマホに見慣れぬ番号から着信があった。

「あなたの車に異変がありました。」

とオペレーターから電話がかかってきたのだ。急いで駆け付けるとびっくりしている友人が居た。寝返りを打った時の振動を拾って自動通報してしまったようだ。これには私もオペレーターも苦笑いである。

まぁともあれこれほどまでに敏感な車なら窃盗にあう事も無いだろう。

また、もし車が何かに衝突してしまった場合も、自動でオペレーターに繋がる。正面衝突などでは挟まれたり意識がなくなったりして自分で通報できないことが多いだろう。

そんな状態でもしっかりと電話がつながるので助けを呼べる、こちらが喋らなくても「事故ったのに喋らない→緊急事態」という事ですぐに助けが来るはずだ。

ちなみに全席上部には手動で通報できるボタンが付いている。

クラウン セキュリティ

スマホで車の状態を遠隔監視

先ほどのセキュリティの話にも繋がってくるのだが、クラウンはスマホで車の状態を監視することが出来る。

具体的にはエンジンの状態、窓の状態、鍵の状態、ライトの状態などである。

よくあるのが窓を少し開けっぱなしにしてたり、鍵を閉め忘れたまま車を離れる事。なんと一定距離離れると事前に登録したアドレスにクラウンから窓や鍵を閉め忘れている旨のメールが届くのだ。

これにより、「何かを忘れる」という事は完全になくなった。

更にGPSで車の場所を見ることが出来る。広い駐車場でどこに止めたかわからなくなった場合などでも自分の車の位置を把握することが出来るのだ。

私なんかは方向音痴なので大いに利用させてもらった。

クラウンロイヤル200系 前期の不満点

こんなにたくさんの機能が詰まったクラウンだが、気になる点がなかったわけでは無い。

ワイパーが上がらない

前述した通りワイパーは風切り音防止のためボンネットに埋まっている。これにより高速走行しても静かな室内を演出することが出来る。

しかし、ボンネットに埋まっているため、ワイパーを立てておくことができないのだ。

私の住んでる土地は豪雪地帯である。一日で雪が30センチも積もるのだ。

立てていないボンネットに埋まっているワイパーに重くのしかかった雪を取り除くのは容易ではない。かといって車の内側からヒーターでフロントガラスに暖気を当てると溶けた雪がワイパーの下部に溜まって凍る。

この雪に対するフロントガラスのどうしようもない不便感はかなり気になる点の一つである。

覆面パトカーと間違えられる

北海道では田舎に行けば行くほど信号のない長い道が続いている。よってタラタラ走っていると爆速の車に後ろから煽られたり追い越されるのだ。

しかしクラウンに乗ってからは煽られる事は無くなり、追い越されることもほとんどなくなった。

自分の後ろに渋滞が連なるのは申し訳ないと思いつつちょっと面白い。

夏の革シートによるケツ汗大量発生

これはクラウンに限った事ではないのだが、革シートはとってもお尻が蒸れる。

夏は当たり前だが冬でも蒸れる。

私は特に汗っかきなので定期的に車を降りてお尻を乾かす必要があるほどだ。

購入する際にグレードを上げるとベンチレーションシステムが付き、座面に空気が送風されるので、この問題は解決される。

私は通気性の良い座布団を買ってお尻の下に敷いていた。おすすめはこれ↓

まとめ

本当にいい車だった。

この車に似合うダンディーな男になったらもう一度買い直したい。

購入の検討をしている方の参考になれば嬉しい。

ちなみにこの車は2018年5月に売却した↓

Posted by mottiy