電磁弁銃制作記 その5

サバゲー

新しい電磁弁

前回は電磁弁がしょぼくて初速が私の小便と同レベルであった↓
電磁弁銃制作記 その4

そこで今回は電磁弁を新調し、威力の向上を図った。

前回、計算にて電磁弁に必要なCv値は0.23という結果となった。

そこで厳正な審査の結果、最適な電磁弁はSYJ712-RHS-01に決定した。

データシートはこのようになっており、ご覧のようにCv値は0.23を大きく上回っている。
電磁弁銃

なぜこんなにCvが上がったかというと、実は電磁弁の種類が変わっている。

前回の物は「直動式」で今回は「パイロット式」というのを使用した。
特徴を分けるとこんな感じ

  • 直動式
    • 消費電力が多い
    • 本体がでかい
    • 動作が早い
    • 1秒当たりの最大動作回数が多い
  • パイロット式
    • 消費電流が小さい
    • 本体が小さい
    • 動作が遅い
    • 1秒当たりの最大動作回数が少ない
    • ちょっとガス漏れる

今回使用したパイロットについてまとめると「小型で省エネだけど遅い」って感じ。
遅いって言っても1秒間に5回動作可能なのでまぁ今回はセミオートライフルみたいになりそう。
小型と書いたが流量を大きくしたため、前回の物と比較すると少々大きくなった。

新電磁弁による実射

前回同様にBB弾を一発だけ込めて発射した。

この電磁弁は3V仕様なので、乾電池を二つ直列にして使用した。
こんな風に並べて端子で電池を突っつく。

電磁弁銃の試射結果

系統の圧を上げて電池をチョンッっと突っつくとブシャァァァアっという音と共に部屋の中をBB弾がカツコツと跳弾した。
的となった段ボールは表面から裏面へと貫通していた。
威力としては十分ではなかろうか。

電磁弁銃としての今後

とりあえず発射機構についてはこんな感じでいく。
まだ考えることは沢山あるが、次の課題としては電磁弁の制御だろう。
電磁弁には「一瞬だけ電流を流す」必要があるが、この機構を考えなければならない。

次はそこにスポットを当てて行こうかと思う。

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