電磁弁銃に使用するガスについて
前回は何も考えずに適当に銃を分解してしまった。
このままではいけないと思い一通りササッと調べた所、一つ先に決めておかなければいけない事項があったのだ。
それは「何のガスを使用するか」という事。
電磁銃はバネで空気を押したりマガジンからガスをもらったりしないで銃の外からガスを供給するから「外部ソース化」って呼ばれてるらしい。調べた感じだといくつか種類があるみたい。
エアタンク式
主流なのがエアタンクを使う方法、
こんなタンクに圧縮空気を詰めて銃につなぐらしい。↓
これのメリットは媒体が無限に存在する空気なのでランニングコストが安い事。
デメリットとしては空気を詰めるために空気入れでシュコシュコするハメになるんだろきっと。
電動の空気入れを持っていくにしても電源は?車のシガーソケットとかになるのか?
てかこんなタンクを背負って走り回れるのか、、、
うーん・・・却下★
CO2カートリッジ式
なんか食品添加用?とかの小型CO2ボンベを使うらしい。↓
メリットとしては液化炭酸ガスを使用することでボンベがとても小型になった。可搬性は合格だぬ。
これでどれ位BB弾を飛ばせるかは分からないが、体積の膨張率を考えれば市販のガスガン用ガスには勝るはず。
またガスガン用ガスと比べてかなり沸点が低いから「クソ!敵が目の前にいるのにガスが冷えて弾が出ない!」なんてことも無い。寒い北海道でも十分使えるよねきっと。
デメリットとしてはボンベの値段ぐらいだろうか、いやでもそんなに高くないな、ただレギュレーターが高いけど。
最終的な結論として
てかまず調べたらこの「外部ソース」自体禁止のフィールドが結構あるらしい、したらこの上記二つはOUTじゃん?
ってことはいかに「内部ソース」っぽく電磁弁銃を作れるかってところがミソになると思うのよ。
まぁ何をもって外部ソース化と呼ぶのかは微妙なところだけど上記二つはどちらもガスタンクからエアケーブルを引いて銃につなげてる↓
外部ソースっぽいでしょ?
だからさ、このガスタンクを銃にふっつけて、ケーブルも銃の中に入れてしまえば「チョットガス用量の大きいガスガン」と同じやと思わない?
ってことでこちら!
この缶は車のエアコン用冷媒なんだけど中身はHFC134aっていうガス。
これ市販されているガスガン用のガスと一緒なんだよね。
しかもなぜかエアコン用のガスはガスガン用に比べて値段が半額以下でコスパ最強なのである。
今回はコイツを銃にくくりつけてガスを供給してしまおうという計画なのだ!
電磁弁銃のガスラインを作成する

とりあえず買ってみた
缶ジュース程の大きさだろうか。
上部にはネジが切っており部品を取り付ける事でガスを出せる。
ってことで部品も購入↓


こいつのツマミ部分が勝手に回ると意図せずガスまみれになるのでピンをぶち抜いて外した。

ガス管につけるとこんな感じ
この出口側のネジが「フレアネジ」っていう特殊な奴でエアコン関係専用規格らしい。
これを一般的な「インチネジ」に変えるために継ぎ手を取り付け↓
これらを全部取り付け、もちろんしっかりシールテープを巻いてからね。
すると最終的にインチねじに変換される


そこにクイック接手を取り付ければとりあえずホースを接続することができるようになった。
更に圧力調整器↓
それと圧力計
後適当なバルブ類とかホース類を取り付け
ボンベ圧力が上下しても0.5Mpaの圧力を出せるようにした。


ボンベの口金をひねればしっかり圧力があがるぜ!
まとめ
はい今回はここまでー
とりあえずボンベからガスを引き出せるようにはなったね。
あとは次回は電磁弁を動作させる回路と銃に繋げる方法を考えてくぜよ
ほなまたっノシノシ
続きはこちら↓
電磁弁銃制作記 その3
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