所有権遺留解除を行う
所有権遺留解除 って知ってますか?
今乗っている車はトヨタの200系クラウンロイヤルです。
先日ついにローンを払い終えました!
このローンは前車のハスラーからの買い替え時、不足分を補うために金融機関から借りたものでした。
その事を車内で車に詳しい友人に話すとおもむろに車検証を取り出しこう言いました。
「この車所有権遺留ついてるよ、解除手続きしないとね」
なんだかよくわかりませんでしたがやり方を調べて無事完了することができましたので備忘録。
という事で,所有権遺留 は自分で解除できるんです!
まずは所有権の確認
ローンを払い終えた方は、車検証を確認してみてください。

この中の「所有者の氏名または名称」の部分が「自分以外」になっている場合、売却などを自由に行うことができませんので手続きが必要です。
自分の名前が書いてある場合は手続きの必要はありません。
私の場合は車を買ったディーラーの名前になってました。
(以後ディーラーやカード会社などの所有権遺留を課している側を旧所有者と呼びます。)
旧所有者から所有権遺留解除の書類を送付してもらう
沢山の書類が必要です。
旧所有者に話で一本「車の所有権遺留を解除したい」と伝えましょう。
「弊社でやっておきましょうか?」と言われますが、私は手続きを経験してみたかったので自分でやる旨を伝えました。
すると三種類の書類が送られてくるはずです。
旧所有者の委任状
委任状には旧所有者の実印が入っている事を確認しましょう。

旧所有者の印鑑証明書
委任状に捺印されている実印と同じものが届くはずです。

旧所有者の譲渡証明書
車の情報とローンの支払い終了日などが記載されています。

自分の書類の準備
旧所有者の書類が揃ったら、次は自分の書類も揃えましょう。
準備するのは一つだけ。
自分の印鑑証明です。最寄りの役所などで取得してください。
管轄の陸運局へ行って手続き
持ち物確認
陸運局が近くにあればいいのですが、そうでない場合の方が多いとおもいます。
下記持ち物を確認してください。
- 旧所有者の委任状
- 旧所有者の印鑑証明書
- 旧所有者の譲渡証明書
- 自分の実印
- 自分の印鑑証明書
- 車検証
- ボールペンと鉛筆、消しゴム
以上を持ちまして陸運局に向かいます。
陸運局内に入ってから最初にすべき事
中に入ると平日なのにとても賑わっております。
ドアはほぼ開放状態ですのでとても寒いです、待ち時間もかなりありますので、冬に向かう場合はお馴染みのコイツをお勧めします。
そして手続きについてですが、最初に言ってしまいますと手続きの方法を担当の方に聞いてください。
陸運局内では書類を書いたり、手数料印紙を買ったりするのですがいろんなロゴの入ったジャンバーを着た業界の方たちが軽やかに手続きを済ませていきます。
そんな中になにも知らない素人がノロノロと手続きを行うのは他の方の時間ロスにもなりますし、少々気が引けるものです。
結構難雑で多分初見で全て完璧に行うのは無理でしょう。
私は周りの人の動きを見ながら真似してみたものの、いつくも修正点があり、結局窓口の方の手を煩わせてしまいました。
陸運局の端っこの方に「記入方法案内所」みたいな所がありますのでそこで聞くのが一番早く終わりますし、迷惑もかけません。
最後に新しくなった車検証を受け取って終了です。
これで車は晴れて正式にあなたのものになりました。
これからも大事に乗っていきましょう。
最後に
みなさんも機会があればご自分でやってみるといい経験になるかもしれません。
私も次からは自分でちゃんとできる自信がつきました!
まぁ次があるかはわかりませんが。
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